「マカン!」

私がよく行くホームコースのマーシャルは時間に厳格だ。時間におおらかな場面に出くわすことも多いマレーシアにおいて、なかなか新鮮に映る。予約の時間より早く着いて、目の前に空いた枠があっても、待たせる。当たり前と言えば当たり前なのだが。また、英語は話せるらしいのだが、こちらが英語で話しかけても、マレー語で返してくる。なかなか面倒だ。

ときどき、18ホールが終わってから、コース途中にある軽食を出すハットへランチに行くことがある。その際、マーシャルは、バギーで出向くことを許可してくれる。バギーは本来、ラウンドでのみ使われるものだ。

マーシャルの横をバギーで通り過ぎながら、「マカン(マレー語で「食べる」の意味)!」と大きな声をかける。すると、ニコニコしながらサムズアップしてくれる。

「マカン!」と言うときは、ご飯をかき込むジェスチャーもする。

「マカン!」

もしかしたら、マーシャルも苦笑いしているのかもしれない。バギーと「マカン!」。どちらも、なかなか便利に使わせてもらっている。

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