70代半ばの中国系マレーシア人・ウォンさんは、ゴルフ仲間の一人だ。1年ほどの付き合いになるが、遠目でもウォンさんだとすぐにわかる。
少し猫背で、かなり細身。長袖のポロシャツに膝上のハーフパンツ、黒いハイソックスかタイツがトレードマークだ。タイツは細い脚に少し余っている。色白なので、ピンク色のポロシャツもよく似合う。
腰には、縦長のポーチが付いたウエストベルト。このベルトは、ラウンド中もずっと身につけたままだ。さらに黒色のデイパックを片方の肩にかけてコースに現れ、そのままバギーに積み込む。
ウォンさんのポーチやデイパックには、ドラえもんのポケットさながらに、いろいろなものが入っている。
ポーチには、貴重品はもちろん、スリーブごとのゴルフボール、ティー、距離測定用の双眼鏡など。あの小さなポーチによく入っているなあといつも感心している。デイパックには、バギーの座席に敷く大判のタオル、おやつのデーツや飴玉など。ピンク色のハンディファンが出てくることもある。
全部を見たわけではない。けれど、ラウンド中に何か必要になると、たいていどちらかのバッグから出てくる。
ウォンさんのことは、これから少しずつ書いていきたい。